【DeNA】ラミレス監督「キノウカラ ニホンジンデス」日本国籍取得発表

スポーツ報知
日本国籍取得を公表したDeNA・ラミレス監督

 DeNA・ラミレス監督(44)が24日、横浜市内でスタッフ会議後、23日に日本国籍を取得したことを明らかにした。

 長年の夢をかなえたラミレス監督は流暢(りゅうちょう)な日本語で「皆さんこんにちは。横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレスです。昨日(23日)から日本人です。もちろん私の日本語はまだまだです。でもこれから勉強します。よろしくお願いします」とあいさつした。

 今後、名前には漢字は使わず「アレックス・ラミレス」とカタカナを使用することになるという。「やっと夢がかなった。ベリーハッピー。長いプロセスでやっと達成できた。日本に対する愛、信頼が受け入れられたのかなと思う。感謝しかない」と笑みを浮かべた。

 01年にヤクルトに入団し今年で来日19年目。15年に美保夫人と再婚。その後2人の子供にも恵まれ永住を決意。昨年1月に帰化申請したことを公表していた。書類の不備などもあり取得は長引いた。23日、ゴルフ場でプレー中に着信が2件あった。その後、美保夫人からの連絡で国籍取得を知ったという。「妻からは全部日本語で『あなたは日本人なんだからこれからは(英語は)使わない』と言われた」と、うれしそうに話した。

 外国籍から日本に帰化したNPB監督はラミレス監督が初めて。夢には続きがある。かねてから心に抱いてきた侍ジャパン監督就任だ。「夢にひとつステップアップできた。日本のために、と強く思っている。もしチャンスがあれば『監督になってください』となれば、国のために貢献させて頂ければ」と将来的な希望を口にしていた。

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