【楽天】ドラ6渡辺、ウイスキー手本「1年でも長く」

スポーツ報知
ニッカウヰスキーの仙台工場を見学した楽天の新人選手(後列左から小郷、渡辺佳、則本佳、弓削、鈴木、清宮、佐藤)

 楽天の新人7選手が24日、仙台市青葉区のニッカウヰスキーの仙台工場を見学した。ドラフト6位・渡辺佳明内野手(22)=明大=は、ウイスキーの奥深さを目の当たりにし、息の長い選手になると誓った。ドラフト1位・辰己涼介外野手(22)=立命大=ら3選手は、学校行事のため欠席。

 渡辺佳は真剣な表情で、製造工程の一つ一つを見つめた。手間と時間をかけて、じっくり熟成させていくウイスキー。同社自慢の製品に自らを重ねた。「1年目で活躍しても、数年で終わってしまったら意味がないと思う。長く時間をかけて、1年でも長くできる選手になりたい」と意気込んだ。

 中日・松坂大輔(38)ら多くのプロ野球選手を育てた横浜高の渡辺元智前監督(74)を祖父に持つ。持ち味は広角に打てるバッティング。4年秋のリーグ戦では4割2分をマークし、東京六大学の首位打者に輝いた。「プロの世界に入るために、あまりお酒を飲まずにやってきた。プロでも続けていこうと思っている。いいプレー、いい活躍ができた時はご褒美として飲みたい」。ストイックに野球道にまい進し、何度も美酒を味わいたい。(高橋 宏磁)

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