【西武】ドラ1松本、ブルペンで25球…母校・明石商のセンバツ出場に「励みになる」

スポーツ報知
西武第二室内ブルペンで25球を投げた西武のドラ1・松本

 西武のドラフト1位・松本航投手(22)=日体大=が26日、西武第二の室内ブルペンで25球を投げた。「まっすぐの感覚を確かめている段階。順調に来ています」と笑顔。視察に訪れた辻監督も「今は投げられるだけでいい。安定してるよね」と目を細めた。

 キャンプA班(1軍)スタートは決定済み。着実な調整ペースをさらに後押しする朗報が飛び込んだ。母校・明石商(兵庫)のセンバツ出場が決定。ドラフト指名後の昨年11月中旬から3週間、母校で保健体育の教育実習を行い、野球部の練習も連日手伝っただけに「“教え子”ですから率直にうれしいです」。

 実習期間中は主に投手の指導にあたり、大学で取り組んだトレーニングメニューなどを伝授した。「1球1球にかける思いが全員に浸透していることが、練習を見ていても分かった。すばらしいチームです」と、甲子園での奮闘に期待を寄せる。「彼らが戦う姿は僕にとって励みになるし、逆に僕が頑張ることで彼らに刺激を与えることができたらいいですね」と、開幕1軍へ向け気持ちを新たにしていた。

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