【ロッテ】千葉出身の横浜・及川を今秋狙う…匝瑳市生まれ

スポーツ報知
横浜・及川雅貴

 ロッテが今秋のドラフト上位候補として、センバツ出場を決めた横浜の及川(およかわ)雅貴投手(2年)をリストアップしていることが27日、分かった。左腕で最速153キロを誇る能力に加え、千葉・匝瑳(そうさ)市生まれのご当地選手。地元出身のスター候補として、徹底マークしていく。

 地域密着を掲げるロッテには、福浦、清田、涌井、唐川ら多数の千葉出身選手が在籍。近年のドラフトでも地元選手を積極的に指名し、オフは千葉・勝浦出身の丸獲得にも乗り出した。昨秋は中日がドラゴンズジュニア出身の根尾を1位指名したが、及川はマリーンズジュニア出身。地域密着球団としては是が非でも欲しい存在といえる。

 今秋のドラフトは佐々木(大船渡)、西(創志学園)、奥川(星稜)ら高校生投手が豊作。及川はまだ粗削りな部分を残すが、その分、伸びしろが見込まれ、今後さらに評価を上げる可能性もある。ロッテは横浜のセンバツ初戦をスカウト全員でクロスチェックする見通しだ。

 ◆及川 雅貴(およかわ・まさき)2001年4月18日、千葉・匝瑳(そうさ)市生まれ。17歳。小3から軟式の須賀スポーツ少年団で野球を始め、6年時に千葉ロッテマリーンズジュニア選出。八日市場二中では匝瑳シニアに所属し、U―15W杯日本代表で大会最優秀防御率。横浜では1年春からベンチ入りし、2年連続で夏の甲子園出場。183センチ、73キロ。左投左打。家族は両親と姉。

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