【阪神】ガルシア「甲子園の救世主」名乗り…助っ人３人来日

　阪神のオネルキ・ガルシア投手（２９）が２７日、「甲子園の救世主」に名乗りを上げた。昨季１３勝を挙げた中日から移籍した左腕は新加入右腕のジョンソン＝ジャイアンツからＦＡ＝、ナバーロとともに関西空港に来日。「甲子園のあの大歓声を味方に投げられるのは本当に楽しみだよ」と声を弾ませた。

　昨季１７年ぶりの最下位に沈んだ阪神は、特に本拠地・甲子園で２１勝３９敗２分けと苦しんだ。一方のガルシアは、ナゴヤＤで１０勝（４敗）、防御率２・２０とホームで抜群の成績。しかも、今季から甲子園は外国人が好むメジャー仕様の硬いマウンドに改修される。国内球場で屈指の硬さであるナゴヤＤでの成績を考えれば、左腕にかかる期待は大きい。

　「コンディションもいいし、早く甲子園で投げたいね」とガルシア。金髪モヒカンの陽気なサウスポーが、今季は縦ジマを着て聖地を沸かせる。（嶋田　直人）