【ロッテ】ドラ4・山口航輝が“12球団新人最速”プロ初安打「芯で捉えた」

スポーツ報知
“12球団新人最速安打”となる中越え二塁打を放った山口

◆ロッテ紅白戦 白組4x―3紅組(1日・石垣)

 ロッテのドラフト4位・山口航輝外野手(18)=秋田・明桜高3年=が1日、プロ初実戦となる紅白戦で“12球団新人最速”のプロ初安打をマークした。3―3の9回2死から代打で登場。「芯で捉えられました。練習の成果が出た」。左腕・成田翔(20)=秋田商出=の直球を完璧に捉えると、打球はぐんぐん伸びて中堅を守っていた同1位・藤原恭大(18)=大阪桐蔭高=の頭を越える二塁打となった。

 人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の主人公似の大砲候補は約2800グラムで生まれたが、好物の納豆をおかずに毎日、丼飯2杯をかき込み体を大きくした。ブロッコリーはマヨネーズをつけないまま、ゆで立てを頬張るほど大好きで健康派の一面も持つ。

 18年夏の秋田大会決勝では金足農のエース右腕・吉田輝星(18)=日本ハム=と対戦し敗れた。プロ入り後も話題は何かとライバルが先行しているが、「いずれ吉田を超えるために自分は頑張っている。成長した姿をいつか見せたい」と負けん気の強さと意地をバットで見せた。(長井 毅)

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