【ロッテ】キャンプ初日に駆け付けた藤原恭大の母「やっとこの日が」

スポーツ報知
井口資仁監督(右)が見つめる前でさく越えを放った藤原恭大

 中日・根尾昂(あきら)内野手(18)、ロッテ・藤原恭大(きょうた)外野手(18)=ともに大阪桐蔭高=、日本ハム・吉田輝星投手(18)=金足農=の高卒ドラフト1位トリオが1日、各キャンプ地でプロとしての第一歩を踏み出した。スポーツ報知では“BIG3”の動向を徹底マーク。“秘話”も交え、随時紹介していく。

 藤原のプレーをひと目見ようと、母・道子さん(42)が大阪から石垣へと駆けつけた。愛息がグラウンドに立つ姿を見て「ちゃんとフルスイングもできていたし、よかったです」とホッとした表情を浮かべた。

 藤原が小6の時、オリックスジュニアのメンバーに選ばれた際に札幌Dでプレーする機会があった。人生で最初の大舞台。マウンドに立つ恭大少年を見て「自分の子やのに、すごいな。この子、頑張ったらプロにいけるんちゃうか」と感じた。“一番の応援団になる”と決めた瞬間だった。

 6年の月日が流れ、成長した息子はマリーンズのユニホームを着てプロ野球選手の仲間入りを果たした。「想像はしていましたけど、やっとこの日が来たかと思いました」と道子さん。母もまた、夢をかなえた瞬間だった。(ロッテ担当・長井 毅)

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