【阪神】西勇輝、新天地で前倒し初ブルペン33球

スポーツ報知
ブルペンで投げ込む西

 オリックスからFAで加入した阪神・西勇輝投手(28)が1日、“前倒しデビュー”した。ブルペンに入り、立ち投げを含めて33球。全て直球で、うち6球は捕手を座らせて投じた。甲子園に合わせたメジャー仕様の硬いマウンドも初めて体験し、「これから整備の人と相談しながらやっていきたい」と先を見据えた。

 沖縄の暖かな陽気が幸いしたのか、第1クール中に予定していた初ブルペンを初日に早めた。今季に向けて軽量化した新スパイクを試すなど、まだ調整段階にあるが、球を受けた片山ブルペン捕手は「ノビのあるいい回転だった」と絶賛。力の一端を示した。

 ロッカーなどでは、福留らとも会話を交わし、「やりやすい雰囲気をつくっていただいている」と感謝。「注目される球団なので行動からしっかりしたい」。初日から17人がブルペン入りした投手陣の中心になる覚悟だ。(中村 晃大)

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