【中日】根尾、“臨時コーチ”野茂氏と3年半ぶり再会…中3時に「NOMOジャパン」

スポーツ報知
野茂氏(右)にあいさつする根尾

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が3日、野茂英雄氏(50)と3年半ぶりに再会を果たし、決意を新たにした。与田監督との縁で“臨時コーチ”を務めるレジェンドが、2軍の沖縄・読谷を訪問。グラウンドであいさつし、「『頑張れよ!』と言っていただきました。お会いできて良かった」と、顔をほころばせた。

 根尾は中学3年の夏、ボーイズ、ヤングリーグの選抜チーム「NOMOジャパン」の一員として米国に遠征。総監督を務めた野茂氏に直接指導を受けた。「自分の進路をしっかり考え、自分の道を頑張っていけ!」。ナイン全員で受けた訓示は今も心に残っている。MLB観戦や高級ステーキ店に連れていってもらった思い出は色あせることがない。

 この日はウォーミングアップのジョギングのスピードが上がり、完全にランニングとなった。右ふくらはぎの状態は確実に上向いている。「(米国遠征では)海外の選手と一緒にグラウンドに立ったことも新鮮だったし、貴重な経験をさせてもらった。(野茂さんは)中学の時もすごい方と感じていましたけど、プロの世界に足を踏み入れ、偉大な人だと感じます」。異国での体験は、今も根尾の心の支えとなっている。(表 洋介)

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