【ロッテ】井口監督、「勇気と希望を与えたい」若手選手と児童養護施設訪問

スポーツ報知
子供たちとのふれあいを楽しんだロッテ井口資仁監督

 ロッテの井口資仁監督(44)が5日、石垣島市内の児童擁護施設「ならさ」を荻野、大嶺、藤岡、岩下、種市と訪問し約30名の児童たちと交流した。キャッチボールやサイン会に加えて質問コーナーも開催。指揮官がロッテに入団した2009年から同施設を訪問し今回で11年目となる。「毎年、楽しみにして来させてもらっている。子どもたちの成長する姿も見られますしね」とグラウンドの勝負師とは違った柔和な表情を浮かべ、「子どもたちも非常に頑張っていますし、僕らも勇気と希望を何とか与えたいと思っている。いつも子どもたちがいつも見てくれていると思ってシーズンを戦っていければ」と決意を新たにした。

 井口監督は昨年、プロ野球社会貢献活動を表彰する報知新聞社制定「第20回ゴールデンスピリット賞」を受賞。アマ時代の1997年から社会貢献活動を開始。20年以上にわたる継続性と多岐性も評価されたもので、「生きている間はずっとこういう活動ができればいい。若い人に野球を伝えるのも仕事ですし、こういう活動も伝えていきたい」と語っていた。

 今回の訪問には20代前半の選手たちも参加。社会貢献活動の重要性を伝える狙いもあり、「たとえ自分がいなくなったとしても、千葉ロッテマリーンズが石垣でキャンプをやっている以上はずっと続けていってもらいたい」と話した。

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