【DeNA】三嶋一輝が新球フォークなど46球 「捕手にサインを出してもらえる球種になれば」

スポーツ報知
キャンプでフォーク習得に取り組んでいるDeNA・三嶋

 昨季は中継ぎで60試合に登板したDeNAの三嶋一輝投手(28)が8日、宜野湾キャンプのブルペンで新球種のフォークをまじえ46球を投げた。

 150キロ台の速球と鋭いスライダーを武器とする右腕。「2種類では打者に絞られやすい」と、今季はフォークも導入することに。昨年は、対右打者の被打率が2割3厘で、対左打者は2割9分1厘だったことから「(左打者の)内に入ってくるスライダーばかりでは苦しい」と、左打者対策の狙いもある。

 「落ちどころはいい」と、フォークの軌道には手応えを感じている一方で、「握り替えで打者にバレないように気をつけたい」と、実戦でのテストに向け細かいチェックも続けている。「試合で捕手がサインを出してくれる球になれば」と期待する新球種。「もちろん基本はまっすぐ。(新球にこだわって)まっすぐを殺しては意味がない」と、自慢の速球を磨くことも忘れず、セットアッパーの座を固めていく。

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