【DeNA】今永 打撃投手で最速147キロ ラミレス監督「ここまでいいとは」大絶賛

スポーツ報知
DeNA今永は打撃投手で最速147キロをマーク

 DeNA・今永昇太投手(25)が10日、沖縄・宜野湾キャンプで初めて打撃投手として登板。宮本、桑原に対し41球投げ桑原にサク越え2本を許したが最速147キロをマークした。普段は今永に厳しいラミレス監督は「これほどいいとは予想していなかった。自分自身を取り戻した。今永そのものを出していると思う」と高評価。昨年4勝に甘んじた左腕の復活を大いに期待していた。

 宮本の初球にいきなり直球で空振りを奪った。球種を事前に伝えながら2年目の左打者からカーブを含め21球中4球で空振りなど、ほぼ完璧に抑えた。

 2人目は同学年の桑原。打撃好調で指揮官から第1クールMVPにも選ばれていた。甘く入った直球を2度、左中間席に運ばれたが外角の直球で見逃しを奪うなどらしさも見せた。平均球速は144キロから145キロと高いレベルで安定していた。

 登板後は三塁側ブルペンで投球練習を行い「おかわり」した左腕。「球速も出ていたし、投げたい直球も投げられた。力んでしまって空振り、ファウルを取りにいった球が失投になって桑原に打たれてしまった。ブルペンでリリースポイントを修正しました」と話した。開幕投手候補筆頭の東が左肘の違和感で2軍調整中。今永が初の大役へまずはアピールに成功した。

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