【ロッテ】藤原、沖縄のテーマは「量より質」

スポーツ報知
「バレンタインデー・あなたがチョコを渡したい選手」の投票で2位となった藤原恭大

 ロッテは一部の主力、ベテラン選手を除き、12日に沖縄本島入り。13日のDeNAとの練習試合(宜野湾)はグラウンドのコンディション不良で中止となったが、21日までの沖縄滞在中に6試合が予定されている。

 沖縄本島でキャンプを実施している他球団と異なり、ロッテは“敵地”に出向き、実戦を行うことになる。おのずと練習の量や時間には限度が生まれるが、1軍帯同中のドラフト1位・藤原恭大外野手(18)は実情を踏まえて有意義な時間を過ごそうとしている。

 「量より質(が大事)になる。短い時間だけど、しっかりやるべきことをしていきたい。(時間が)短いので集中して成果を挙げたいです」

 この日は宜野湾の室内練習場で「自分の形で打つことだけ」を意識してフリー打撃。宿舎に戻った後は「スイングルームで素振りしたり」と、効率的な時間の使い方を検討している。ここまで実戦では17打席無安打だが、井口監督は積極的に実戦で起用していく方針。地に足をつけてプロの道を歩む藤原のバットから快音が生まれる日は、そう遠くなさそうだ。

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