【DeNA】ドラ1・上茶谷は「まるで川上憲伸」ラミレス監督が絶賛

スポーツ報知
フリー打撃に初登板した上茶谷

 DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(22)=東洋大=が14日、宜野湾キャンプで初めてフリー打撃に登板。MAX148キロの速球とキレのいいカットボールに、ラミレス監督は「川上憲伸(元中日)のようだ」と、カットを武器に日米通算125勝を挙げた右腕にたとえて活躍に太鼓判を押した。

 打者との初対戦にも「ボールを置きにいかず、腕を振ることを意識した」という上茶谷。球種を告げての投球ながら、最初に打席に立った知野から直球で空振りを奪った。スライダー、カットをまじえて計41球を投げ、安打性の当たりは6本。「負けず嫌いなもので、球種が分かってても打たれたくなくて力んだ」と、高めに抜けた直球を神里に右中間席に運ばれた1球を反省したものの、「打者の反応とか、確認したいことはできた」と納得の表情だ。

 捕手の後ろで熱視線を送ったラミちゃんは「きょうの投球なら間違いなく10勝以上できる」とニンマリ。絶賛したカットボールについて「今、セ・リーグで上手に打つ選手がいない球種」と、白星に直結する決め球になると予言。20日の練習試合・ロッテ戦(宜野湾)が有力な実戦デビューにゴーサインを出した。

野球

×