【中日】松坂大輔、復帰は5月以降か ノースロー調整で大幅出遅れ確実 

スポーツ報知
松坂

 ファンとの接触で右肩を痛めた中日・松坂大輔投手(38)が15日、開幕から大幅に出遅れることが確実となった。与田剛監督(53)が、2月中のキャッチボール再開は「ないでしょう」と断言。今キャンプ中はノースロー調整となる見込み。3月以降に一から肩をつくり直すとなると、3月29日の開幕から1か月以上の遅れは避けられない。戦列復帰は早くとも5月以降の可能性が高まった。

 松坂は12日に沖縄県内の病院で「右肩の炎症」と診断され、14、15日と首都圏のかかりつけの病院で検査と治療を行った。指揮官は「その後の診断結果など、正式な報告は何もない」としたが、現役時代に故障と向き合ってきた経験則がある。「1週間や10日で(患部の)炎症がさっとひくことはない」と説明した。

 西山球団代表は「飛行機の関係などもあって16日に(松坂が)沖縄に戻ってきます。そこから話し合います」と、ひとまずの経緯を説明。16日にも、今度の調整などの話し合いが行われることになった。

 松坂は昨季、日本人チームトップタイの6勝をマーク。今季は開幕投手候補にも挙がるなど、先発の柱として期待されていた。(長尾 隆広)

野球

×