【日本ハム】宮台康平、ルーキー輝星&柿木に負けない「後輩とはいえライバル」

スポーツ報知
16日の紅白戦で2イニングに登板予定の宮台

 日本ハムの宮台康平投手(23)が15日、沖縄・国頭球場のブルペンで43球を投げた。吉田輝VS柿木のルーキー右腕対決が注目されている16日の1・2軍紅白戦にリリーフで2イニング登板予定。2年目左腕は「後輩とはいえライバルですから」と、両ルーキーを圧倒する快投で1軍生き残りをアピールする。

 米アリゾナキャンプから前日帰国した。「時差は昨日調整したので大丈夫」という宮台はブルペンでも日米の“差”をチェック。「(マウンドが硬い米国から)またゆるくなるので、確認しながら投げました」。

 実戦登板でのテーマは「意図を持って投げること」だという。〈1〉カウントをとる球〈2〉ボールでいいので打者の目線を変える球〈3〉空振りをとる球を意識。この日のブルペンでも木田投手コーチらを打席に立たせ、コースや球種を口にしてから丁寧に投げ込んだ。「ブルペンでは(意図のある投球が)できている。これが実戦でもできれば」と、いいイメージを持って紅白戦に臨む。

 キャンプも後半に入り、サバイバル合戦が本格化する。「他の投手に負けたくない」と言い切る宮台にとって、1軍への昇格を狙うルーキーコンビも蹴落とさなければならない存在。「(2人が)刺激になっている。僕も頑張りたい」と静かな闘志をのぞかせた。(星野 和明)

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