【DeNA】中井大介、17日の古巣戦前に1号「一振りで捉えられたのはよかった」

スポーツ報知
2回無死、左中間に本塁打を放つ中井大介

◆練習試合 ヤクルト3―5DeNA(16日・浦添)

 巨人から移籍した、DeNA・中井大介内野手(29)が16日、ヤクルト戦で移籍1号を放った。「5番・三塁」で出場し、2点を追う2回先頭の初打席に、高梨の141キロの直球を左翼ポール際に運んだ。

 ファーストスイングで仕留めた。打球がポールの内側を通るとゆっくり走り始めた。チーム今季対外試合1号。新たな仲間と初のハイタッチを繰り返し「一振りで捉えられたのはよかった」と手応えを口にした。

 11日の紅白戦(宜野湾)の左中間適時二塁打に続きアピールに成功したが「結果を出し続けていくしか居場所は作っていけない」と4打数1安打に笑顔はなし。ラミレス監督は「大きなインパクトを残した。試合に使いたい気持ちにさせてくれる」と高評価。17日、巨人戦(那覇)の「5番・三塁」起用を即決した。11年在籍した古巣との一戦へ「打席に立ったらどう見えるかわからないけど特別な意識はない。僕を知っている人に『中井頑張っているな』と思われれば」。戦力外のどん底からたくましくなった姿を見せる。(岸 慎也)

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