【阪神】ジョンソン、最速149キロ直球と必殺カーブで打者5人無安打

スポーツ報知
ケース打撃の登板を終えたジョンソン(右)が、梅野とグータッチする

 阪神の新外国人、ピアース・ジョンソン投手(27)=ジャイアンツ=が16日、沖縄・宜野座キャンプでケース打撃に登板し、最速149キロの直球と必殺のカーブで打者5人を無安打に封じた。「打者との対戦は今年初めて。いろんな人から声をかけてもらえて気分よくプレーできた」と笑った。

 直球は150キロ前後の高速だが、自身を「変化球が一番の武器」と分析する。新人の木浪を空振り三振に斬った132キロのカーブは縦に鋭く割れる軌道のパワーカーブ。カットボール、チェンジアップを含めたコンビネーションで、高い奪三振能力を備え持つ。日本のボールにも「嫌な感触はない」とアジャスト。矢野監督は「初めてにしては順調。ベース上のキレが持ち味なので。もっと上がってくると思う」と期待を寄せた。

 10日から風邪で2日間離脱したものの、ここまでは順調に調整。担々麺を食べて腹の調子を崩したこともあったが「焼き鳥に刺し身、日本食はとてもおいしい」と私生活でも日本に慣れてきた。1年目から、ブルペン陣の頼もしい存在になりそうだ。(中村 晃大)

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