【日本ハム】育成1位・海老原が1軍合流 16日紅白戦で2安打アピール実る

スポーツ報知
阪神戦に先発する海老原

 日本ハムの育成ドラフト1位・海老原一佳外野手=BC富山=(23)が17日、阪神との練習試合(宜野座)で1軍に合流した。同戦では「7番・DH」で先発出場する予定だ。

 海老原は身長188センチ、92キロの恵まれた体格が生み出す長打力が魅力。創価大時代には度重なる故障に苦しみ、4年時も指名打者や代打での出場が中心。BC富山に加入後は、月給10万円の中でプロ入りを目指して野球に打ち込んできた苦労人だ。昨年10月の入団テストでは、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷スタジアムで特大の場外弾を放ってアピールに成功し、球団初となる育成選手としての入団を勝ち取った。

 春季キャンプは2軍スタートとなったが、16日に沖縄・国頭村で行われた1、2軍の合同紅白戦では栗山監督ら首脳陣が見守る前で2安打を放つ活躍を見せ、この日の1軍合流を勝ち取った。阪神先発は藤浪を予定。1軍レベルの投手陣に対して、持ち前のフルスイングで挑む。

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