【DeNA】中井 古巣巨人戦で2安打1打点に「不思議な感覚。敵なんだな」

スポーツ報知
6回2死一塁、中井が右中間適時二塁打(捕手・小林誠司)

◆練習試合 巨人1―3DeNA(17日・那覇) 

 DeNAの中井大介内野手(29)が、初の古巣・巨人戦で2安打1打点と元気な姿を見せつけた。

 2回1死の第1打席、メルセデスのスライダーを左前に運ぶと、6回2死一塁では田口から右中間へ適時二塁打。師匠の巨人高橋前監督も見守る中、昨オフ戦力外になった男が存在感を示した。

 試合前には巨人・原監督にあいさつ。「ユニホーム似合っているな。頑張れよ」と声をかけられた。「(岡本)和真からは『なじんでますね』と。(小林)誠司には打席に入った時『状態いいね』と言われました」と、旧交も温めた。

 11年間在籍した古巣との対戦を「不思議な感覚でした。(移籍した)実感がわいた。もう敵なんだなと」と正直な気持ちを吐露。それでも「変な気持ちはなかった。思い切っていつも通り打ちにいこうと思った。これからも特別意識することなくどこのチーム相手にも同じ気持ちでいきたい」とシーズンで再び対戦する時を見据えていた。

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