【ロッテ】安田、6戦ぶり3号「守備のミスもあったので満足はしていない」

スポーツ報知
7回、右中間へ2ランを放ち、ナインとハイタッチをする安田(左)

◆練習試合 DeNA5―3Xロッテ=8回表無死無走者降雨コールド=(20日・宜野湾)

 真芯で捉えた打球は猛烈なスピードで右中間へ飛んでいった。ロッテ・安田が描いたアーチは「バコンッ」という衝撃音を残し、スコアボード上部に直撃した。

 7回、右中間へ2ランを放ち「自分のスイングができた。キャンプも含めても一番の打球だった。こういう打球を、どんどん打っていきたい」と自画自賛の一発は、対外試合では9日のラミゴ戦(石垣)以来、6戦ぶりの3号、23打席ぶりの長打となった。

 汚名も返上した。3回1死で三塁前のゴロを処理した際にジャンピングスローでの送球が一塁からそれる失策を記録。「守備のミスもあったので満足はしていない」と反省しつつも、失策をカバーするだけの打棒は見せた。

 これで対外7戦で打率3割7分、チームトップ3本塁打、9打点と2年目の成長を体現している。2月末の宮崎遠征からは徐々に主力組も合流予定だが、引く気はなし。開幕・三塁の“ダークホース”に怖いものはない。(長井 毅)

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