【ヤクルト】村上、侍入りの同世代・清宮に負けじと2安打

スポーツ報知
村上宗隆

◆練習試合 DeNA3-3ヤクルト=特別ルール=(21日・浦添)

 ヤクルト・村上宗隆内野手(19)が21日、DeNAとの練習試合(浦添)で2安打を放った。この日は「6番・三塁」で先発出場。「少しずつ良くなっています」。ともに最年少で侍ジャパン入りした同世代の日本ハム・清宮に負けじと輝きを放った。

 26度を計測した気温のように、村上のバットも上昇カーブを描いている。2回1死一塁で浜口から右翼線へ二塁打を放つと、9回には三嶋から左前安打。試合後に清宮の結果を知らされると「ものすごくいい刺激。気にするところではありますけど、まずは自分のことを」と気を引き締めた。

 魅力はやはりパワーだ。試合後に行った特打では右翼ネットをはるかに越え、そこから約20メートル奥にとめられた監督車にあわや直撃する特大アーチを放った。紅白戦、練習試合7戦にフル出場中。「もっともっと内容ある打席にしていきたい。まずは開幕1軍」と声を弾ませた。(田島 正登)

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