【広島】ローレンス、7失点炎上「キレがなかった」

スポーツ報知
6回1死一塁、横尾(右)に2ランを浴びたローレンス

◆練習試合 広島5―9日本ハム(23日・コザしんきん)

 広島の新助っ人右腕、ケーシー・ローレンス投手(31)=マリナーズ=が23日、日本ハムとの練習試合(コザ)で3回8安打7失点と炎上した。4点リードの6回からマウンドに上がったものの先頭・王に右中間三塁打を浴び、1死から横尾に2ランを被弾。7、8回にも失点を重ね、「あまりキレがなかった。思うような結果にならなかった」と首をかしげた。

 リーグ4連覇に向け、先発投手がアキレス腱(けん)となりつつある。21日の阪神戦(宜野座)では九里、岡田、薮田が制球難で崩れ、薮田が2軍落ち。大瀬良、ジョンソン、野村に続く開幕ローテーションの名前が挙がらない。佐々岡投手コーチは「(ローレンスは)角度がないし、腕が振れていないから打たれる。もう少しブルペンに入って改善していかないと」と険しい表情。「(先発は)候補はいても、まだまだ決まらない」と苦悩をにじませた。

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