【DeNA】ラミレス監督が151キロの今永を絶賛「ウチで一番安定している」

スポーツ報知
5回から2番手で登板した今永(カメラ・関口 俊明)

◆オープン戦 DeNA4―4広島(24日・宜野湾)

 DeNAの今永昇太投手(25)が自身初の開幕投手へ向けアピールした。24日の広島戦(宜野湾)に5回から2番手として登板。6回、会沢に適時打を許したものの4イニングを3安打1失点に抑えた。

 最速151キロをマークし、常時球速も安定しており、ラミレス監督から「この3年間で一番いいキャンプを送っている。今ウチで一番安定している。球の回転、スピンが全然違う」と絶賛された。

 昨季4勝11敗と苦しんだ今永の姿はそこにはなかった。昨年はマウンド上で首をかしげたり、自信のなさそうな表情を浮かべる場面も見られたが、今年は違う。

 「直球の走りは前回の登板よりよかった。その分、浮いた変化球や中に入った直球はあったけど、打ち損じてくれた。開き直りが大事。いい意味で切り替えて、次の打者に集中しようとした」とポジティブだった。

 東が左肘の違和感で出遅れ、開幕はこの日先発し4回2失点だった石田、さらには浜口らとの競争になる。決定権は三浦投手コーチにゆだねられているが、指揮官は「間違いなく10勝以上できるポテンシャル。今ならばリーグでもベストな部類。優勝するためには彼が10勝以上してくれないと」と大きな期待を寄せていた。

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