【西武】高木勇人が初回に3失点 先頭弾を浴び「自分のやるべきことを見失ってしまった」

スポーツ報知
初回無死満塁、清田に連続押し出し四球を与えた高木勇

◇練習試合・西武2―3ロッテ(24日・春野)

 西武の高木勇人投手(29)が先発し、今季初の対外試合での登板も、3回4安打3失点で課題の残るマウンドとなった。

 プレイボールとともに観客の拍手が鳴り止む間もなく、白球は左翼スタンドへと吸い込まれた。初回、先頭打者の岡に本塁打を許し、さらに2者連続で押し出し四球を与え、一挙3失点。その後は安定さを取り戻したが「クソみたいな初回にしてしまった。初球でホームランを打たれて、自分のやるべきことを見失ってしまった」と猛省。辻監督も「怖がらずに投げないと」と苦渋の表情を浮かべた。

 チームは25日に宮崎入り。26日から始まる「球春みやざきベースボールゲーム」で、韓国・斗山戦(26日・サンマリン)、ソフトバンク戦(27日・アイビー)、オリックス戦(28日・SOKKEN)に臨む。

 「何が起こってもブレない気持ちで。1軍にいれるなら、バッターと、どんどん勝負していくということを忘れずにやっていきたいと思います」と高木勇。開幕ローテ入りを狙う5年目右腕が悔しさを晴らすべく、巻き返しを図る。

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