【ロッテ】ドラ1藤原、3戦ぶり先発で安打 8戦ぶり適時打「よかった」

スポーツ報知
7回、高浜(左)の満塁弾で生還した藤原(中央)はベンチでナインとタッチ

◆練習試合 楽天0―12ロッテ=特別ルール=(27日・サンマリン宮崎)

 ロッテのドラフト1位、藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が楽天戦(サンマリン宮崎)に「1番・中堅」で3試合ぶりにスタメン出場し、5打数1安打1得点と輝きを放った。

 自身のモットー「フルスイング」を貫いて生まれた安打だった。4―0の7回無死一、二塁、内角直球を振り抜くと白球は左前で弾んだ。当てにいくヒット狙いのスイングではなく、振り切ったことで打球が遊撃の頭を越えた。会心の当たりではなく「落ちたところがよかった」と苦笑いを浮かべたが、3試合ぶりの快音は8試合ぶりの適時打となり「久しぶりのヒットだったので、そこはよかったかな」と喜びを口にした。

 28日のソフトバンク戦(アイビー)を終えるとオープン戦期間に入り、戦力の振り分けが今まで以上にシビアになる。「次の試合に向けて(準備する)ということしか考えていないです」と藤原。着実に開幕1軍へ歩を進める。(長井 毅)

野球

×