【楽天】正捕手を狙う足立が3安打で猛アピール

スポーツ報知

◆国際親善試合 ラミゴ―楽天(28日、台湾・台北市立天母棒球場)

 楽天・足立祐一捕手(29)が、課題のバットで正捕手獲りを猛アピールした。1点を先取した6回、なお2死三塁で、左越えに適時二塁打。この日は第1打席で右前に、第2打席で中前にそれぞれ安打を放っており、3方向に打ち返す猛打賞となった。

 「打ったのはスライダーです。甘い球は積極的にいこうと思っていました。3安打? 出来すぎですね」。堅実なリードと強肩で、入団1年目の16年には73試合に出場したが、昨季の出場は20試合だけ。打率1割1分1厘にとどまった打撃が最大の課題だ。

 25日の広島との練習試合(コザ)の最終打席でも右前安打を放っており、これで4打席連続安打の大当たり。「守備も大事にしないといけないけど、打てないと使ってもらえないし、使ってもらったとしても代打を出されてしまう。バッティングを磨いていきたい」と足立。ライバルの嶋の存在は大きいが、4年目の正妻獲りを本気で狙っている。

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