【阪神】開幕1軍争い超サバイバル、高山ら野手5人が暫定2軍

スポーツ報知
コーチと話す矢野燿大監督

 阪神・矢野燿大監督(50)が1日、開幕1軍切符をかけたサバイバルを激化させた。正中堅手候補だった高山ら野手5人を暫定的に2軍へ。代わって、2軍で好調だった荒木、伊藤隼、陽川が1軍に合流。いずれも2日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で先発する。

 今年初の甲子園での全体練習は、宜野座キャンプと顔ぶれが違っていた。16年の新人王・高山の姿はなかった。2月23日のヤクルト戦(浦添)で一発を放ったが、実戦8試合で20打数3安打、打率1割5分。2日の教育リーグ・ソフトバンク戦(タマ筑後)で多く打席に立たせるための“暫定2軍”だが、逆に右肘手術明けの陽川は「結果にこだわってやっていく」とチャンスに意気込んだ。

 矢野監督はレギュラー&開幕1軍を巡る競争について「まだまだ続くと思います。シーズンに入っても、競争しているような気もしてるしね」と説明。最下位からの浮上へ、引き続き激しい争いを求めていく。

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