【DeNA】今永「震え上がった」清宮抑え4回無失点

スポーツ報知
力投する先発の今永昇太

◆オープン戦 日本ハム0―0DeNA(3日・札幌ドーム)

 DeNAの今永昇太投手(25)が3日、日本ハム戦(札幌D)に先発し4回4安打無失点に抑え、自身初の開幕投手へ前進した。

 初回、2死一、二塁。前日、本塁打を打っている清宮を迎えた。今永は「練習でとんでもない打球を打っていて、すごく震え上がったというか、大学2年生の年ですごい打球だなと思った。オーラもありましたし打ちそうな雰囲気があった。恐れ多い打者」と感じるものがあった。

 1ストライクから2球目のスライダーで二ゴロに仕留め「いい打者にスライダーを丁寧に低めに投げられたのは収穫」と胸をなで下ろした。4回1死の2度目の対戦は「清宮シフト」が裏目に出て二塁への内野安打とされたが、当たりはボテボテだった。

 最速148キロの直球を軸に4回で7三振の快投。開幕投手へまた前進し「ストレートでファウル、空振りを取れたのは自信を持って投げられた。でも追い込んでから投球がまだまだ改善できなかった」と、反省も忘れなかった。これで実戦は3試合計10イニングで1失点と安定感も増してきた。

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