【広島】会沢、因縁の山口から先制2ラン 試合前には丸の姿に思わず…
スポーツ報知
◆オープン戦 広島―巨人(5日・マツダスタジアム)
広島の会沢翼捕手(30)が先制のオープン戦1号2ランを放った。
0―0の3回1死一塁、山口の高めに抜けたツーシームを見逃さず強振。打球は低い弾道となり、左翼・ゲレーロの頭を超え、ギリギリでフェンスの向こうに飛び込んだ。
12年8月2日には当時DeNAの山口から顔面に死球を受けて残りのシーズンを棒に振り、昨季も5月2日に2打席連続死球を受け、マウンドに詰め寄る乱闘寸前の騒ぎになった。因縁の右腕からの一撃に「どうだ」と言わんばかりに胸を張っていた。
試合前には三塁ダッグアウトに現れた昨年までの僚友・丸の姿を見つけて「来たねえ」とニヤリ。昨季3割5厘、13本塁打、42打点をマークした「打てる捕手」が健在ぶりをアピールした。