【中日】根尾が初シート打撃で収穫「いろんなボールを見られたのは良かった」一問一答

スポーツ報知
内角のボール球を見極める中日・根尾

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が6日、ナゴヤ球場での残留練習でシート形式の打撃練習を行った。6打数ノーヒットに終わったものの、鈴木翔、ブリトーを相手に10打席に立ち、4四球も選んだ。右ふくらはぎ痛で出遅れた実戦デビューは8日からの教育リーグ阪神3連戦(鳴尾浜)が濃厚。本人も手応えと収穫を口にした。以下は一問一答。

―いろんな目的の中でシート打撃。

「実際に守備は就いてなかったですし、走者も入ってなかったですけど、しっかりストライクの球も打ちにいって、変化球もそうですし、実戦を想定してできたのは初めてだったので。いろんなボールを見られたので良かったと思います」

―感覚のズレなどは?

「振っていった中でとらえていかないといけないので。しっかり振っていくということはできたんですけど、もっともっととらえていかないといけないところもあります。これから打席を立たせていただいて、慣れていかないといけないところかなと思います」

―コーチからのアドバイスは?

「『ボールが見えているか?』というのは言われましたし、自分の中の感覚も伝えさせていただきました。特別何かはなかったですけど、1打席1打席、『こんな感じだった』というふうに意見もいただいたので、いいシート打撃だったかなと思います」

―ブリトー投手の内角球にヒヤリとした。

「はい、足元に来たので」

―その後の打撃練習でもケースを想定していた?

「自分の打つ目的だけじゃなくて、状況を踏まえた上でどういう打撃ができるかというのも間違いなく大切ですし、少しずつレベルを上げていかないといけないなと思います」

―1軍の選手もいる中で練習。

「いろんな考え方をされて、打撃練習もそうですし、昨日の投内連係もそうですし、周りを見ながらというか、コミュニケーションも取られていましたし、さすがだなと思いました」

―1軍に近づくためには?

「何が足りないかを考えて練習することが大切だと思います」

―早ければ金曜日に実戦。改めて意気込みは?

「ケガをして、遅れたところがあったので、その気持ちはしっかりぶつけたいです。しっかり準備してきたことしか出せないので、できることに集中してやりたいと思います」

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