【日本ハム】野手転向・白村が実戦初打席初安打兄貴分・中田の前で“御前打”
スポーツ報知
◆イースタン春季教育リーグ ロッテ7―4日本ハム(6日・ロッテ浦和)
今季から野手転向した日本ハムの白村明弘選手(27)が6日、イースタン春季教育リーグ・ロッテ戦(ロッテ浦和)でプロ初打席初安打を放った。「9番・指名打者」で実戦デビュー。打撃練習を含め、プロの投手と初対戦の第1打席にあわや柵越えのフェンス直撃の二塁打をたたき出した。第2打席は四球を選び、1打数1安打1四球で初実戦を飾った。
ロッテ先発・二木の138キロの直球を逆らわずはじき返した。「なんとか打席の中で必死に食らい付いて、来た球振ろうと思って。ストライクを見逃すのはいやだったから。ストライクっぽいのは全部振って」。スピンの効いた打球はぐんぐん伸びて左中間フェンスに直撃。余裕のスタンディングダブルにベンチからは祝福の声が飛んだ。
今オフに自主トレに参加させてもらった中田が故障明けのため、2軍の試合に出場。野手転向を報告した際には、長文のラインをくれた兄貴分の前でプロ初安打が生まれ「それはうれしかった。翔さんの前で結果出せてよかった」と笑顔を見せた。