【中日】大野が５回２失点　新球さえ６Ｋ「いい球なのは間違いない」

◆中日―ＤｅＮＡ（７日・ナゴヤ球場）

　中日・大野雄大投手（３０）が先発し、５回を４安打２失点に抑え、６三振を奪った。前回登板だった２月２６日の巨人との練習試合（那覇）では４回３失点と崩れただけに「前回は中途半端な球が多かった。今日は低めにボールを集めて試合を作ることができたのは良かった」と振り返った。

　昨秋から取り組んできた新球もさえた。宮崎に一発を浴びた直後の２回１死では、細川をチェンジアップで空振り三振に仕留めた。４回１死三塁でも、１ボールからロペスにチェンジアップを振らせ、その後は真っすぐを続けて空振り三振を奪った。「緩急をつけるという意味では良かった。とんでもないワンバウンドの球もありますけど、いつでも投げられるようにしていきたい」と手応えを感じていた。