【ロッテ】井上、2年連続開幕4番決定も…41打席アーチなしで悩める胸中

スポーツ報知
オープン戦が中止となり、室内練習場で打撃練習する井上晴哉

 ロッテ・井口資仁監督(44)が7日、今季の開幕4番に2年連続で井上晴哉内野手(29)を指名した。日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)が雨天中止となり、練習後に「4番は井上でいこうと思います」と明言した。

 伝え聞いた主砲は「うれしいという気持ちはない。責任を感じるので。不安です」と複雑な心境を吐露した。打撃フォームと自分が思い描くミートポイントが合致していないことや、2月1日の紅白戦(石垣)から16試合41打席連続で本塁打が出ていないこともあっての言葉だった。

 昨季はプロ5年目で初めて100試合以上(133試合)に出場し、打率2割9分2厘、24本塁打、99打点をマークしたチーム3冠王は「探り、探りの状態。今は去年の感覚が欲しいです」と悩める現状を語った。今季も同様の活躍を求められるアジャが“2年目のジンクス”と戦っている。

野球

×