【DeNA】ドラ3大貫、4回0封アピール「できることをしっかり」

スポーツ報知
8回を抑え、笑顔でベンチに戻る大貫

◆オープン戦 中日0―5DeNA(7日・ナゴヤ)

 DeNAのドラフト3位・大貫晋一投手(25)=新日鉄住金鹿島=も4回無失点とローテ入りへアピールした。

 スコアボードに「0」を並べた大貫は安堵(あんど)の表情でベンチへ戻った。完全投球の上茶谷の後を受け5回から2番手で登板。6回2死、井領の三塁内野安打でこの試合初の出塁を許し、続く堂上には左前安打。ピンチを作ったが、松井佑を低めのスライダーで三ゴロに仕留めた。

 「この試合初のヒットで続くかもしれないと思っていた。できることをしっかりやろうと」と社会人出身の25歳ルーキーは落ち着いていた。4回3安打無失点の内容にラミレス監督も「安打が続いた後に抑えたのは評価できる。球種の使い方がいい」とうなずいた。

 直球は140キロ台前半ながらフォーク、カーブなどを低めに集め「ドラ1」から「ドラ3」のゼロ封リレーを継続。実戦3試合、計8イニング2失点でローテ争いに残り「直球は走っていなかったけど、カーブをうまく使えた。結果でアピールしないといけない立場。素直にうれしい。変わらずアピールしたい」と笑顔を見せた。念願のローテ入りへ大人の投球を続けていく。

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