【侍ジャパン】19歳・最年少のヤクルト・村上宗隆、メキシコ戦でスタメン抜てきへ

スポーツ報知
力強いスイングで打球を飛ばす村上

 フレッシュ侍で最年少のヤクルト・村上宗隆内野手(19)が、9日の「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本vsメキシコ」の初戦で三塁スタメンに抜てきされる可能性が8日、高まった。

 岡本と並んだフリー打撃で、高卒2年目は物おじせず、京セラD5階席に放り込んだ。フェースガード付きヘルメットを初めて試用し、47スイングで5発。「長打が魅力だと思うので、しっかりスイングしたい」。打撃投手を務めた金子ヘッド兼打撃コーチは「スイングに奥行きがある。動く球に合いそう」と期待。同世代の日本ハム・清宮と比べ、「清宮は引っぱたく。村上は筒香タイプ。外角にしっかりバットが伸びる」と異なる特長を挙げた。

 稲葉監督はミーティングで「どうせ自分は選ばれないだろうではなく、プレミア12、五輪に自分が選ばれるという強い気持ちを持って」と訓示。村上は清宮の出場辞退に「残念ですけど、仕方ない。負けないように頑張りたい」。若武者が指揮官のエールに応える。

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