【広島】誠也、2号満塁弾に笑顔 西川は「苦い思い出払拭」の予告逆転打

スポーツ報知
4回1死満塁、広島・鈴木誠也が左中間へ満塁本塁打を放つ

◆オープン戦 広島―DeNA(9日・福山)

 広島・鈴木誠也外野手(24)がオープン戦2号満塁弾を放った。

 4点リードの4回1死満塁、2ボール1ストライクからDeNA・中後の甘い直球を見逃さず、大きな放物線を描いた打球を左中間席に叩き込んだ。この回、打者10人で6点を挙げた猛攻の立役者はこの試合10点目の本塁を踏むと、笑みを浮かべた。

 開幕スタメンについて東出打撃コーチが「現時点で決まっているのは4番だけ」と発言するなど、首脳陣の信頼も全幅の主砲。最初の打席で右前二塁打、2打席目も左翼線二塁打を放つ千両役者ぶりを発揮した。

 1点を追う3回1死二、三塁では、西川龍馬内野手(24)がDeNA先発・京山のカットボールを右前に運ぶ逆転2点打。2年前、同じ福山でのオープン戦で右膝に自打球を当てて骨挫傷。開幕1軍を逃した。「福山で打って、苦い思い出を払拭したい」と気合を込めていたが、予告通りの快打となった。

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