【DeNA】4回途中8失点の京山、3回2失点の阪口 ともに次回は2軍戦登板へ

スポーツ報知
DeNA先発の京山将弥

◆オープン戦 広島―DeNA(9日・福山)

 DeNAの京山将弥投手(20)が9日、広島戦(福山)に先発し4回途中9安打8失点でKOされた。また3番手で登板した阪口皓亮投手(19)は3回3安打2失点。若き先発右腕2人が結果を残せず、開幕ローテーション入りへ一歩後退した形となった。両投手ともに次回は2軍戦で登板する見込みとなった。

 京山は昨季6勝を挙げ今季の成長が期待されている。この日はブルペンから調子が悪かった。2回までは1安打無失点としのいだが3回に5安打を集中され4失点。4回も3本の二塁打を浴び降板した。「結果的にもよくなかったし調子もよくなかった。すごく課題が残る試合。全体的に球が高かったし、球速も出ていなかった。もっと直球に意識をもって練習に取り組んでいきたい」と反省した。

 阪口も3四球と制球が定まらず「テンポもよくなかったし、全然よくなかった」と同じように反省していた。ラミレス監督は「京山には正直もう少し期待していた。初回は144キロが最後は138キロになって簡単な投手になってしまった。阪口は球速は出ていたけど、技術的なところ。疲れるとコントロールが乱れる」と指摘した。

 三浦投手コーチは「京山は悪いなりにも、その投球をしていかないといけない。相手の大瀬良は最少失点で抑えていた。いい手本。ああいう投球を見て勉強しながらやってもらいたい」と奮起を促していた。

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