【中日】根尾、実戦初の守備機会は無失策デビュー

スポーツ報知
併殺を完成させて、三ツ俣(左)とグラブタッチする根尾

◆ウエスタン春季教育リーグ 阪神4―9中日(10日・鳴尾浜)

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が、「6番・遊撃」で先発し、実戦で初めて守備についた。試合直後から降り続いた雨と、最高気温12度の寒さでコンディションも良くない中、2度の守備機会を無失策で終え5回で交代した。

 実戦デビューとなった9日の同カードでは、5年連続で開幕投手を務めるメッセンジャーの前に空振り三振と四球。この日も、昨季13勝のガルシアと、2017年のセーブ王・ドリスの前に2打席連続で左飛に倒れた。

 小笠原2軍監督「休み明け、また試合に出して色んなことを見ていきたい。(打席では)しっかり振れてたしそれだけで良かった」

 荒木2軍内野守備走塁コーチ「(守備の動きに)全然問題なかったです」

 ガルシア「真っすぐにアグレッシブにいってる印象。(今後対戦するなら)変化球も投げて対応していかないといけない」

 以下、根尾の一問一答

 ―実戦で初めての守備機会だった

 「(雨で)グラウンド状況も優れてる感じではなかった。何が何でも止める気持ちと絶対アウトにしようと思って守っていた」

 ―かなり足元が緩かった

 「滑りやすくて打球も変わりやすかったので、とにかく最後までボールに目をつけて、何が何でもアウトにしようと思って守っていた」

 ―2打席はガルシア、ドリスと対戦

 「昨日の反省も含めての打席だった。捉えきれてない部分がまだまだある。2本の左飛とも、もっとどうにかできた打席だった。これからアジャストしていきたい」

 ―前日の反省から、今日意識したところは

 「待ち方もそうですし、考え方もそう」

 ―直球が大きく動く投手との対戦は初めてか

 「左投手であれだけ動くボールもなかなか経験できない。こういうボールもしっかり打たないといけないと今日(打席に)立って思った」

 ―実績のある投手のボールを経験できたのは良かった

 「いい投手と対戦できれば、自分の中で感じるところもたくさんある。その中でどうして結果が出ないかというのもしっかり考えることはできる。いい機会だったとは思いますが、もっと打たないといけない」

 ―早く安打が1本欲しい

 「そりゃもう、毎打席あります」

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