【侍ジャパン】吉田正らが躍動 稲葉監督、東京五輪へ「すごく選択肢が増えた」

スポーツ報知
吉田正尚らナインを迎える稲葉篤紀監督

◆ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本vsメキシコ(10日・京セラD)

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)がメキシコとの強化試合2試合を終え、収穫を口にした。野手では、この日4番起用された吉田正(オリックス)が満塁弾を含む5打点を挙げ、11月のプレミア12、20年東京五輪に向けて強烈アピール。投手陣では今永(DeNA)、森(ソフトバンク)、山岡、山本(ともにオリックス)らが好投した。

 「不測の事態や想定外の事が起きる可能性がある。私の選択肢を増やすためにも、まだ見ていない力のある選手を試す最後のチャンス」と位置付けた2試合を終え、指揮官は「自分の中ですごく選択肢が増えた2試合だった」と充実の表情を浮かべた。

 プレミア12や五輪でライバルとなる可能性があるメキシコの情報収集にも成功。「反省を含め、収穫の多い2試合だった」と振り返り、目標の金メダルへ向けて、また一歩チームを前に進めた手応えを口にした。

野球

×