【中日】根尾にまた難敵の100マイル助っ人 初安打出るか

スポーツ報知
根尾昂

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=にまたしても助っ人剛腕が立ちはだかることが11日、分かった。12日の春季教育リーグのソフトバンク戦(ナゴヤ球場)では最速161キロを誇るロベルト・スアレス投手(28)と対戦することが決定的。地元デビューで“プロ初安打”が期待される中、厳しい戦いとなりそうだ。

 9日の阪神戦(鳴尾浜)で実戦初出場した根尾は、開幕投手が内定しているメッセンジャーと対戦し、空振り三振に倒れた。続く第2打席は四球を選んだものの「経験したことのない角度の球だった」と脱帽した。翌10日の同カードでは昨季13勝のガルシア、一昨年のセーブ王のドリスと対戦。2打席とも凡退し、まだ快音は響いていない。

 デビューからの対戦が4投手連続で外国人となるのは、極めて異例の事態。1軍のオープン戦でも、なかなか体験できない豪華メンバーと相まみえるのも、ある意味、根尾の強運と言えるかもしれない。

 「いい投手と対戦させて頂ければ、自分の中で感じることもたくさんある。いい機会だと思う」と前向きにとらえている黄金ルーキー。難敵から結果を出せば、何よりの自信となるはずだ。

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