福島県営あづま球場、東京五輪へ進化!バリアフリー化&人工芝

スポーツ報知
東京五輪に向け改修工事中の福島県営あづま球場

 東京五輪開幕まで500日となり、野球も順調な準備が進められている。野球・ソフトボールの会場に選ばれている福島県営あづま球場は現在、改修工事中だ。担当者が「楽天の本拠地・楽天生命パークのようなイメージです」と例に挙げるように、バリアフリー化&人工芝の導入で本格的な新球場に進化を遂げようとしている。

 現在は内装の解体などが行われており、復旧工事の真っただ中。天井や壁を張ったり、下地をつくっている段階で担当者は「進捗(しんちょく)率は40%」と話している。生まれ変わる球場の新しい特徴は大きく分けて2つある。

 〈1〉バリアフリー化 和便器が主流だったが洋便器を増設。これまで内野席に4席しかなかった車いす席を20席に増設予定。それに伴い、階段昇降機も1台から2台に増やし車いすの方が2か所から観客席へ行けるようになる。

 〈2〉人工芝の導入 グラウンドの天然芝は人工芝へと変わる。スタンドの外野席に広がった天然芝は階段座席へと変更し、そこに人工芝が敷かれる。

 担当者は「多くの人に足を運んでもらえるような球場にしています」と笑顔。9月末の完成を目指す。

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