【中日】右手血行障害の鈴木が165日ぶりの復活マウンド「指にかかっていた」

スポーツ報知
右手血行障害から復帰マウンドを踏んだ中日・鈴木翔

 ◆ウエスタン春季教育リーグ 中日0―3ソフトバンク(12日・ナゴヤ球場)

 右手血行障害からの復活を目指す中日・鈴木翔太投手(23)が手術後初の実戦マウンドを踏んだ。8回から2番手で登場。大本の中前安打と暴投で1死二塁のピンチを招いたものの、谷川原を空振り三振、砂川を右飛に料理し、1イニングを無失点で切り抜けた。直球の最速は140キロだったが「スピードはそんなに出ていなかったですけど、指のかかっている感じは悪くなかった」と手応えを口にした。

 実戦マウンドに上がるのは昨年9月28日の阪神戦(ナゴヤD)以来、165日ぶり。夏ごろに右人さし指の違和感に悩まされ、11月に右手血行障害の回復手術を受けた。今季からエースナンバーの18を松坂に譲り、支配下選手では誰よりも大きな背番号99で再スタートを切った。

 「結果どうこうよりも、問題なく投げられたことが良かった。予定通りなので、焦らずやることを意識したい。これから試合も増えてくると思うので、不安を取り除けるようにやっていきたい」と前を向いていた。

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