【広島】会沢、2安打で打率一時.833に上昇 Tシャツに反骨メッセージ?

スポーツ報知
2回、一塁から本塁へと生還する広島・相沢(捕手・鶴岡)

◆オープン戦 広島―日本ハム(13日・マツダスタジアム)

 “安打製造機”が止まらない! 広島・会沢翼捕手(30)が「7番・捕手」で9日のDeNA戦(福山)以来の出場。1点リードの2回1死の第1打席で日本ハム・上沢の高めボールゾーンの直球を振り抜くと打球は中前へ。これで5日の巨人戦(マツダ)から4打席連続安打とした。

 さらに、3点リードの4回先頭の第2打席でも、上沢の低めボールゾーンのカーブをすくい上げて中前に落とす連続安打。この時点でオープン戦通算12打数10安打。打率は脅威の8割3分3厘に達した。

 4点リードの5回無死一、二塁は一邪飛に倒れ、ここでお役ご免。打率は7割6分9厘となったが、それでも驚くべき数字だ。

 前日(12日)の試合前には、広島のスポーツ界で活躍した選手、団体に贈られる「広島スポーツ賞」の表彰式に出席。チームを代表して賞金10万円などを受け取り「毎年受賞できるようにチーム一丸となって頑張っていきたい」と胸を張っていた。

 出番のなかった試合後は「TOKYO FUCKIN CITY」と、いわくありげなメッセージが描かれたストリート系ファッションブランドのTシャツを着て帰宅。「茨城県民の反骨精神か?」という報道陣のツッコミに苦笑いしていた。

 

 ◆広島・会沢のオープン戦打撃成績

 ▽2月24日 DeNA戦(宜野湾)左安、中安(1)、左安(1)

 ▽3月2日 西武戦(佐賀)左安、三失、右2(2)

 ▽同3日 西武戦(長崎)三振

 ▽同5日 巨人戦(マツダ)左本(2)

 ▽同9日 DeNA戦(福山)中安、左2(1)

 ▽同13日 日本ハム戦(マツダ)中安、中安、一邪飛

 計13打数10安打1本塁打7打点、打率7割6分9厘

 ※カッコ内の数字は打点。

野球

×