【中日】根尾が1軍に電撃デビュー「素晴らしい経験だった」

スポーツ報知
1軍初打席で空振り三振に倒れた根尾

 右ふくらはぎの肉離れで出遅れていた中日・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が電撃的に1軍デビューを果たした。7回表の守備から遊撃に入ると、先頭の8回で打席が回り、空振り三振に倒れた。9回には2つの遊ゴロも処理。試合後は課題と反省を口にしながらも前を向いた。以下は一問一答。

―1軍合流はどういうふうに知らされたか。

「昨日の試合が終わって、ひととおり試合後の練習が終わった段階で、2軍の監督さんに明日から行ってこいと伝えられました」

―どんな気持ちだったか。

「思いきりやることと、攻めたプレーというか。一番若いですし、一番声を出してやっていこうというふうにやっていきました」

―練習の段階から雰囲気は。

「雰囲気もものすごくいいですし、皆さんが集中しているところの雰囲気に自分も入らせてもらえて、今日も試合という形でしたけど、しっかり経験できたので。素晴らしい経験だったと思います」

―7回の守備から出場。

「京田さんのところ(2番・遊撃)でと言われていたので。とにかくしっかり準備して、入ろうと思っていました」

―大歓声が起こった。

「しっかりプレーしないといけないなというか。しっかり攻めたプレーをしたいなと思っていました」

―石崎投手と対戦した。

「勢いもありましたし、自分がストライクを見逃してしまったところが大きかったので、もっともっと振っていかないといけないなと思っています」

―9回の守備は2つのゴロをさばいたが、一つ目は一度こぼした。

「準備不足というところでファンブルがあったんですけど、その後の処理は何とかできたので。絶対にアウトにするという気持ちで守備は就いているので、その気持ちをずっと持ったままでしっかり準備したいと思います」

―鳴り物応援なども経験した。

「流れというのがあって、最初の序盤の方で相手に攻め込まれていても、何とか粘っていけば追いついていきましたし。試合を通して、そういう流れが経験できたのは良かったですし、自分もその流れに乗っていけるように、また断ち切れるようなそういうプレーができたらと思います」

―この経験をどう生かす。

「ナゴヤドームで試合をさせて頂きましたし、その経験したことを次に生かさないと意味がないので。失敗もそうですし、今日良かったところも次につなげられるようにしっかり反省して明日に臨みたいなと思います」

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