【ロッテ】ドラ3小島和哉、本拠地デビュー4回1失点5K「反省を次に生かして」

スポーツ報知
ロッテ・小島和哉

◆交流試合 ロッテ13―3ラミゴ=特別ルール=(14日・ZOZOマリン)

 ロッテのドラフト3位・小島和哉投手(22)=早大=が本拠地デビュー戦で4回2安打1失点、5奪三振の好投を披露した。圧巻だったのは4回。前の打席で一発を浴びた4番・林泓育から3者連続空振り三振を奪い「結果として抑えることができたのはよかった」と安どした。

 冷静な対応力だった。初回を3者凡退で切り抜けたが「真っすぐの調子がよくなかった」と悟った。前回6日の日本ハム戦(鎌ケ谷)よりも最速は5キロ遅い138キロ。変化球主体の投球に切り替えた。スライダーとチェンジアップを低めに制球し「アウトをコツコツ重ねていくスタンス」を実践し、ラミゴ打線を翻弄した。

 次回登板はファームでの21日のBC武蔵戦(ロッテ浦和)。内容が伴えば球団新人左腕では12年の藤岡貴裕以来となる開幕ローテの6枠に入る可能性は高い。チームは16年から3年連続で開幕6枠は右腕のみ。「一喜一憂することなく反省を次に生かしていく」と誓った。(長井 毅)

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