【中日】根尾“初安打” 大阪桐蔭・西谷監督「藤原、柿木と違い(笑)節目に連絡してきます」

スポーツ報知
昨夏の甲子園でベンチに戻った根尾(右)の肩を抱く大阪桐蔭・西谷監督

◆オープン戦 中日0―3西武(14日・ナゴヤドーム)

 中日のドラフト1位・根尾が“プロ初安打”を放った。西武戦(ナゴヤD)に「2番・遊撃」で1軍初スタメンし、初回の第1打席で左前打。予定通り、15日からはウエスタン・リーグの開幕3連戦(対オリックス・ナゴヤ)に出場するが、19日からのオリックス戦(ナゴヤD)で1軍に再昇格する可能性も出てきた。

 ◆恩師の大阪桐蔭高・西谷浩一監督(49)に聞く

 ―根尾がオープン戦で初安打を打ちました。

 「最近は1軍帯同が決まったときにメールをくれました。(ロッテの)藤原や(日本ハムの)柿木とか、ほかの選手は連絡してこない(笑い)。してこなくていいんですが(根尾は)『私が心配しているだろうな』と思って、節目でたまに連絡してきます」

 ―1月に右ふくらはぎを肉離れした後に連絡は? 

 「けがをしたという連絡はありました。『できることは何かを考えてやります』とか『大事にしていただいています』、『荒木(2軍内野守備走塁)コーチにいろいろと指導していただいています』といった内容です」

 ―監督に弱音は吐かないですか? 

 「高校に入学してきたときからそうですが、根尾は弱気なことやマイナスなことは一切、言わない。これは教えられるものではない。ご両親の教育が良かったんでしょう」

 ―今後に向けたエールを。

 「けがをしてしまったけど、着実に一歩ずつ前に進んでほしい。勉強の1年だと思って、頑張ってもらいたいです」

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