【日本ハム】万波が公式戦デビューで強肩披露 盟友・柿木の2軍初勝利アシスト

スポーツ報知
2回1死2塁、打席で侍のようなポーズで投球を見極めた万波中正

◆イースタン・リーグ 巨人2-3日本ハム(16日・G球場)

 日本ハムのドラフト4位ルーキー・万波中正(まんなみ・ちゅうせい)外野手(18)=横浜高=が上々の公式戦デビューを果たした。イースタン開幕戦に「9番・右翼」でスタメン出場。7回にはアダメスからプロ公式戦初安打となる遊撃内野安打を放ち、「最初の1本が開幕戦で打てたのは明日につながると思う」と笑顔を見せた。さらに球場を沸かせたのは、8回の守備だ。

 3-2と1点リードで迎えた8回1死二塁。重信の強い打球が右前に転がった。万波は捕球すると、強肩を生かしてバックホーム。俊足の二塁走者・松原を本塁で刺した。チームはそのまま逃げ切り、2番手で登板した同世代のドラフト5位・柿木蓮にプロ初勝利が飛び込んできた。

 万波は「蓮が勝利投手なのは初めて知りました。ターニングポイントの場面で、あのプレーが出たのは良かったと思う。状況判断がしっかりできた。常にあの水準の送球をやっていきたい」と決意新た。荒木2軍監督も「積極的に向かっていけるのが、アイツの特徴」と上々デビューに目を細めていた。

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