【広島】開幕ローテ見えた 3戦目は岡田濃厚…6戦目は2者の争い

スポーツ報知
広島の開幕3戦目先発が濃厚になった岡田

 広島の開幕ローテーションが全体像として見えてきた。

 18日、マツダスタジアムで投手陣のみ練習を行い、19~21日の関東遠征で先発予定の3投手も調整した。19日のヤクルト戦(神宮)は中5日で野村祐輔投手(29)が先陣。「相手はセ・リーグ。(持ち球などを)隠すとかはない。ストライクゾーンで勝負していくのがベスト」と気合を込めた。20日のDeNA戦(横浜)も中5日で床田寛樹投手(24)が先発する見込みだ。

 21日のヤクルト戦(神宮)は新外国人のケーシー・ローレンス投手(31)の出番となりそうだ。キャンプ中に調子を崩して2軍調整を続けていたが、15日のウエスタン・リーグ開幕戦のソフトバンク戦(由宇)で5回4安打無四死球無失点と好投。「チームの指示に従って1軍でも2軍でも自分の調整に徹しようと思っていた」と最初で最後のオープン戦登板に臨む意気込みを示した。

 公式戦開幕カードの29~31日の巨人戦(マツダスタジアム)は、初戦・大瀬良、2戦目・ジョンソンが当確。3戦目は17日のオリックスとのオープン戦(同)で1回無失点だった岡田が、次戦は24日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(由宇)で先発が濃厚。そのまま中6日で31日を迎えることになりそうだ。

 開幕2カード目の4月2~4日の中日戦(ナゴヤドーム)は、初戦・野村、2戦目・床田までは決定的。最後の1枠となる3戦目は、ローレンスと、22日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(由宇)で先発予定の九里亜蓮投手(27)の争いになりそうだが、外国人枠の影響を受けない九里が、現時点では1歩リードか。

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