【ロッテ】新助っ人・ブランドン、チーム4年ぶりの快挙とは?

スポーツ報知
3回無失点の好投を見せたブランドン

◆オープン戦・西武3―1ロッテ(20日・メットライフドーム)

 ロッテの新外国人、ブランドン・マン投手(34)=レンジャース=が先発し、4回5安打、5奪三振、2失点の粘投。試合後、井口監督が「三振も取れていた。力のある直球を投げていた。ファウルも取れるし、ローテーションでいけると思う」と開幕ローテ入りを明言した。

 1―0の2回2死から木村に甘くなったカットボールを左翼席に運ばれたが、粘りを見せた。最速149キロの直球にチェンジアップとスライダーを駆使し、2番・源田、4番・山川、5番・森、6番・中村の上位打者から計5個の三振を奪った。

 助っ人左腕は「西武相手に4回投げられたのはよかった。ベストピッチではなかったけど、相手打線を知れた。学んだことを生かしていきたい」と収穫を口にした。

 チームは16年から3年連続で開幕ローテは右投手のみ。4年ぶりに待望の左腕が開幕の戦列に加わることになる。予定通りにいけば、開幕5戦目、4月3日の西武戦(メットライフ)に先発する助っ人は「ビデオを見て研究して、各打者の傾向と対策を練って準備したい」と2週間後の登板を見据えた。

 ◇ロッテ過去3年の「オール右」開幕ローテ 

 ▽16年 涌井、大嶺祐、スタンリッジ、石川、二木で開幕を迎えた。4月6日のソフトバンク戦(ヤフオクD)まで9試合で右腕が先発し、この間は5勝3敗1分けの首位だった。

 ▽17年 涌井、西野、唐川、石川、スタンリッジ、佐々木で開幕ローテを形成。5月9日の楽天戦(Koboパーク)まで右腕が先発し、この間は30試合で8勝21敗1分けの最下位だった。

 ▽18年 涌井、ボルシンガー、酒居、石川、二木で開幕を迎えた。4月6日の日本ハム戦(東京D)まで右腕が先発し、この間は4勝3敗の2位だった。

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